パイ皿とコンロ台

φ2000 スイートポテトギネスに挑戦

｢神戸淡路鳴門自動車道全通20周年記念セレモニー及びイベント｣において、神戸市・淡路島・徳島３地域の農産物を使いφ２０００スイートポテトを焼いてギネスに挑戦する為のパイ皿とコンロ台を製作しました。

パイ皿　ステンレス1.5t　レーザー加工・溶接研磨加工
パイ皿受け　ステンレスアングルＲ曲げ加工・溶接研磨
コンロ台　スチールアングルＲ曲げ加工・溶接・錆び止め仕上げ
　　　　　　直アングル切欠き溶接ボルト止め・ステンレス取手
　　　　　　全て4分割
アルミ蓋　アルミ板1.5ｔ　アルミアングルＲ加工、
　　　　　　　ステンレス取手
不燃材　ケイカル板6㎜
補強材　ボンデ鋼板1.6ｔ、各アングル
キャスター　M16　φ75　ﾍﾞｱﾘﾝｸﾞ付き　4分割の1台に付き4個

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2017年12月下旬にお得意先よりお話があり、わかりやすい3Dのスケッチを頂いき、いくつかの要望をお聞きしました。

・パイ皿はステンレス製でφ2000のスイートポテトが焼けること。
・持ち運び、保管しやすいように4分割に出来ること。
・試作を2月に行うので納期を間に合わせたい事。
・試作段階ではコンロ台はフリーにしておいて、本番用のコンロ位置を決定してから固定出来る様にして欲しい。
・展示できる用な工夫をして欲しい。

でした。勿論予算ありきの事ですが、是非成功してほしいという気持ちもあり、出来るだけ抑えるように致しました。
あとはこちらが実際に製作出来るよう図面化して数字を明らかにしていく事が求められました。
年始に図面を数枚提出し、ＧＯが出るまで少し待ちましたが、納期に向けて工場と一丸となり製作に取り掛かりました。
試作は徳島で行いました。丸一日の作業でしたが、地元のスタッフの皆さんや代理店・得意様も一緒にエプロンつけての作業で、無事計量も合格ラインに納まり、美味しい鳴門金時のポテトパイを沢山お土産に頂き、ご近所にもふるまい大変喜んで頂きました。
本番4月7日は勿論大盛況に終えることが出来たそうです。
道のりは不安もありましたが、得意先様の温かいご指導のもと弊社にとっても大変貴重な素晴らしい体験をすることが出来感謝しております。
分割・運搬・組立・調整と試行錯誤も気持ち良く、何回もサービスエリアを往復した製作スタッフ（社員）にも感謝です。
現在も淡路サービスエリア上り線で展示して頂いています。