仕事の流れ
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ご依頼の内容に応じてヒアリング、現地での調査などをおこない、最適なご提案と見積もりをいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
全国に展開する洋麺屋五右衛門様の店舗外装を手がけた事例です。
デザイナーさんの要望としては、細長いルーバーを用いた縦格子の外装を求められていました。
しかし、店舗のサイズに合う材質がなかなか見つからず、また近しいものがあっても金額的に折り合わず、デザインが再現できないとお悩みでした。
パース図で表現されていた格子は、高級感のあるマットな鋼材を用いたもので、店舗のサイズに合う規格が少なく、部材の調達は困難であるように思われました。
そこで私たちは完成した部品を調達するのではなく、素材そのものから部品を作り上げるという方法を考えました。
また外気にさらされるエクステリアであるため、歪みを抑えるためにはどうしたらいいかと協議を重ねた結果、ボンデ鋼を加工し適切な形を作り上げることに。
新たに詳細図面を引き施工を実施した結果、デザイナーさんからも思い通りの店舗できたとお喜びいただきました。
大阪梅田のオフィスビル内で行われた事務所の新築工事において金属を使った構造物の製作をご依頼いただきました。
これは天井から吊るすアーチ状の構造物で幅は8m。事務所ができるのははビルの20階であり、地震発生時には揺れ幅が大きなることが予想されるため、耐震構造をとりました。
また天井には梁が通っており、これを回避することも求められるほか、美観を保つため構造物にはビスを使用しないなど数々のアイデアが求められました。
ご依頼をいただいた当初、デザイナーさんが起こしたパース図はあったものの、 製作図面が存在していなかったため、パースから図面を書き起こすことに。
天井のスラブからどのようにして構造物を吊るすか、仕上がりを美しくするための溶接方法をどうすべきかなどを社内で検討しながら、図面の中に要素を落とし込んでいきました。こうした施工法の検討とともに、軽くて加工しやすく揺れにも強い素材の選定を行いながら施工計画を決定。
この方針を元に、お客様と話し合いながら美観を損ねず、安全を確保するための仕様を定めて行きました。
しかし仕様は決定したものの、私たちだけでは「仕上がった構造物の強度が保証できない」という問題が発生。 そこで安全を確保するため、外部のパートナー企業に構造計算を依頼。 製作図面とは別に、構造計算用の図面を引きなおして、やっと満足のいく強い構造物ができあがりました。
本案件に関して、お客様や代理店など、共にお仕事した方々と何度も打ち合わせを重ね、ご要望やご意見を直で聞くことができました。
また当社としても、こうしたお言葉に対して出来うる限りの努力を重ね、仕様実現のための提案を行えたことが、業務の幅・対応力を広げる良い機会となりました。
飲食店の天井に取り付けるパイプ状の金物加工品の製作・施工事例です。
今回のクリアすべきポイントは納期の短さ。現場で作業ができる時間が限られているためミスがなく、しかも素早く効率的な仕事が求められました。
設計時の図面上指示には時折、現場の作業環境や仕様にぴたりと当てはまらないものがあります。
こうした時に部材の再調達を行ったり、現場で施工スタッフが独自の判断で作業してしまうと、時間のロスや施工のミスに繋がりかねません。
特に今回は施工時間が限られているいるため、いただいた設計図と現場寸法を元に改めて作業者専用の図面を作成しました。 この図面にはスタッフが現場で悩むことなくスムーズに作業を完遂できるよう、天井のサンメントやダクト位置だけでなく、パイプの長さ、カットの寸法、構造などを詳細に記しています。
現場で起こりうる問題を事前に予測し、あらかじめ図面の中で指示を出すことができたおかげで、短納期ながらクオリティが高く、満足のいく仕事ができたと自負しています。
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